今年度の応募総数は118提案。
郡上市内の中学校・高等学校校から、428人のみなさんが参加して下さいました。
ありがとうございました。
入賞5提案、入選11提案を紹介します。
明宝中学校
伊佐地浩輝、奥村聖、 柿原満莉、清水雅登、 下川結衣、末武拓海、 髙田洋人、玉木竜太郎、林さくら、原柚稀、 桃原愛斗、山口詩乃、 和田明花
①課題ととらえていること
地元の人が、地域の魅力や自分たちの持っている魅力に気付いていない。郡上市内の中学生が、自分たちが暮らす地域の魅力を、お互いにもっと知るとよい。
②課題に対する解決策
中学生が「郡上学」で学んだことをもとにして、観光協会や郡上ケーブルテレビと一緒になって、地域の魅力発信PVや取材番組を制作する。中学生にとっても、自分たちが暮らす地域の魅力を再発見することになり、地域愛がさらに深まるし、ケーブルテレビの視聴者が増えることも期待できる。
③自分でできること
○発信したい地域の魅力、地域の「元気人」等について考え、企画、アイデアを練る。
【例】地域の歴史紹介、地域のオモシロイ人・隠れたおすすめスポット紹介
○中学生らしく、地元の魅力の紹介キャスターを明るくさわやかに務める。
④協力してもらいたいこと
○ケーブルテレビなど、映像の専門家に、番組やシナリオ作成のアドバイスや、撮影、編集をお願いしたい。
○取材の移動等の送迎で協力していただけるとありがたい。
○道の駅やイベント会場でモニターを置いて放映したり、市のHPやYou Tubeで公開したりする手助けをしてもらいたい。
郡上北高等学校
大西魁、山本楓己、青木みか、松井一真
①課題ととらえていること
一人暮らしの高齢者の増加(一人は寂しい)。空き地の増加(田んぼ)。郡上市から出て行く人が多い。
②課題に対する解決策
田んぼや畑など、あいた土地を活用して高校生・高齢者・中学生・小学生が一緒に農業を行う。若い人と高齢者が積極的に関わることで、郡上市の活性化につながると思う。作った野菜は直売所などを作り、そこで売ったり調理したりする。売り上げは今後の活動資金に充てたりもできる。
③自分でできること
○告知のお手伝い。
○基礎知識を付ける。
○地域産業コースに入る。(ボランティアも可能)
④協力してもらいたいこと
○農業をする土地を確保してもらいたい。
○高齢者の方に告知してもらいたい。
○郡上北高校と郡上高校で共同授業できる準備をする。
高鷲中学校
小椋もも華、小椋なな佳
①課題ととらえていること
郡上に住む学生の多くは郡上の魅力を十分に知らない。そのため、市街に出て行く人より戻ってくる人の方が少ない。また、市民が魅力を十分に知っていなければ、市外の人が郡上に来たくなるようなアピールもできない。
②課題に対する解決策
「郡上市内の中学生対象バスツアー」
○夏休みや冬休みなどの長期休みに希望者を募って開催する。
○毎年一つの地区を取り上げ、7年間で市内全地区を回る。
○担当地区の生徒会執行部と地域講師の方がガイドする。
③自分でできること
○住んでいる地区の魅力や観光スポットの調査とまとめ
○チラシづくり
④協力してもらいたいこと
○ツアーバスの準備
○ボランティアの地域講師の募集
○参加費等金銭の管理
八幡西中学校
中邑優介、武藤快太、東山未奈、平山舞奈、松本萌愛
①課題ととらえていること
八幡町内には、長良川鉄道、まめバス、自主運行バスなど、様々な公共交通があるが、それぞれの利用者が少ない。また、八幡町内は道が狭く駐車場が少ないため、交通障害による渋滞や路上駐車が増え、歩行の妨げになる。
②課題に対する解決策
「ベロタクシーの観光利用での運行」
ベロタクシーはラテン語で自転車を意味する、3人乗りの自転車タクシーである。車と比べるとコンパクトで、道が狭くても安全に走行できる。城下町プラザや旧庁舎記念館を活動拠点として、観光客に利用してもらう。運転手がガイドすることで観光客の満足度も高まる。また車体をラッピング広告に利用して、八幡町をアピールする。
③自分でできること
○ベロタクシー宣伝ポスターの原案作成
○郡上市または八幡町をアピールできる車体のラッピング広告の考案
④協力してもらいたいこと
○ベロタクシー購入の検討
○八幡町をよく知っている運転手の確保
○ポスターやラッピング広告の作成
八幡西中学校
畑佐健太、村瀬拓憲、小鎗乃愛、野田百華
①課題ととらえていること
郡上市は、高山や下呂を目的地とする観光客が寄り道で訪れるため、滞在時間が短い。目的地ではないため手ぶらの人が多く、浴衣で郡上おどりに参加できない。また、郡上には現在約400軒の空き家があり、1年に11軒ずつ増えている。
②課題に対する解決策
空き家を利用して、若者も訪れる夏限定の商業施設を作る。
○浴衣の販売、レンタル&着付け―地域の浴衣を回収しリユース
○アクセサリーなどの小物の手作り体験―女性や子ども連れ対象
○郡上の特産品を生かした食べ物の販売―郡上高校食品流通科と協力
○空き家の改造―チームまちやとの協力
③自分でできること
○店の看板やスタッフ用ボランティアTシャツの作成
○販売商品などの提案
○施設での労働(ボランティアとして)
④協力してもらいたいこと
○高校生ボランティアの募集チーム
○チームまちやと協力しての空き家の改装
○施設で働くスタッフの募集
白鳥中学校
三島直斗、丸山宗也、山下真生、羽土晃生
①課題
郡上市は立ち寄り地であり目的地ではないため、日帰りの観光客が多い。また、スキーは他人と関わりにくく、郡上市外の人との交流が少ない。
②解決策
合併記念公演のグランドで雪合戦
○7人チームで1ゲーム3分。参加費200円。
○小学生部門と大人部門(中学生以上)。
八幡西中学校
秋野奏良、井口颯、旭夏菜理、佐藤南月
①課題
外国人観光客の中でヨーロッパ系の観光客が少ない。また、宿泊客が少なく、時期によって観光客数に差がある上に、リピーターが少ない。
②解決策
郡上カルタにのっている場所を巡る二泊三日のツアー
○春夏秋冬の4回実施し、SNSで拡散―リピーター・参加者の増加
○郡上の良さが詰まっている郡上カルタの活用
八幡西中学校
猪俣直矢、谷口裕汰、野々村莉子、武藤希美
①課題
高山市に訪れた観光客の約50%が宿泊しているのに、郡上市では12.3%が宿泊するだけである。つまり、郡上市は通過観光地になってしまっている。
②解決策
郡上カルタを使って観光マップを作り、インターネット上に公開する。カルタをタップすると観光案内が出るようにすることで、郡上市内の観光地に興味をもってもらえる。
白鳥中学校
酒井彩花、松井七南、藤代陸叶、若山蓮弥、原玉征
①課題
白鳥おどり参加者は30・40代が多く、引き継いでいくべき小中学生の参加が少ない。また、期間中80,000人ぐらいしか訪れておらず、まだ知名度が低い。
②解決策
小中学生対象の白鳥おどりイベント
○中学生ボランティアを講師にしたおどりの練習会
○イベントに来た人には割引券になるリストバンド配布
郡上北高等学校
小島豪、桐山大輝、山下理奈、三島加琳
①課題
郡上では観光客が多い時期(7~9月)と少ない時期(4・11月)の差が激しい。郡上の自然とプロジェクションマッピングを活用して観光客の増加をめざす。
②解決策
郡上八幡城と吉田川へのプロジェクションマッピングの投影。
○高校生が作成したチラシによるクリエイターの募集
○マッピングされる建物の3Dデータを作成し、それをもとに映像作成
八幡中学校
戸田涼太、森渉、畑佐准亜、曽我愛華、坪井莉子
①課題
現在の城山に続く遊歩道の見栄えが悪く、地元の人や観光客がお城までの道のりを楽しむことができない。遊歩道を整備することで観光客の増加も見込める。
②解決策
お城に続く遊歩道の整備(立て看板、花壇の設置等)
○看板の設置―花の紹介、サンプルにを見破るクイズのQRコード
○観光客も植えられる花壇づくり―花苗はお城の券売所で販売
八幡中学校
本田陽、森叶芽、森水輝、和田優歩、青木紳勇、和田龍明
①課題
郡上は若者が減っている。もっと若者に興味をもってもらうために、SNSを使って郡上の魅力を世界に発信する必要がある。
②解決策
インスタグラムで行う写真コンテスト
○春夏秋冬の年4回開催、テーマに合った写真を「いいね」数で評価
○選ばれた作品を使ってパンフレット作成
郡上高等学校
山下琴愛、太田清香、小松芽以、田口総士郎、松本未来
①課題
郡上市内の空き家の軒数は約4,500戸で、郡上市内の家の25%を空き家が占めている。そして、5年間で50軒ずつ増えている。
②解決策
空き家を再利用した「DIYコンテスト」(仲間と楽しく取り組み、空き家を減らす。)
○1チーム約10人で、テーマに沿って1週間でDIY
○完成後は販売や賃貸で活用
八幡中学校
小森美梨、金子光、細川拓海、朝日崇太、林せりか
①課題
郡上市は少子高齢化が進んでいる。また、郡上おどりは毎年盛り上がっているが、小さい子どもやお年寄りがあまり参加できていない。
②解決策
郡上おどりコンクール「家族部門」の新設
○親子、兄弟、祖父母、いとこなど1チーム5人編成、課題曲「春駒」
○市内の人でも市外の人でも参加可能
八幡中学校
清水聖也、河上周平、中嶋晃太郞、松本杏奈、小澤にこ
①課題
郡上にはたくさん自然があるのに、外で遊ぶ人が少ない。川からは山や町並みを見て、美しい景色を味わうことができるということを広めたい。
②解決策
手作りいかだのチーム対抗レース(レース部門・仮装部門)
○レース部門―速さを求めタイムで競う。
○仮装部門―郡上らしさのあるユニークないかだや衣装で競う。
白鳥中学校
久保幹太、中山翔太、曽我涼馬、上村優奈、西脇来美
①課題
冬はスキー場があるためスキー・スノーボード客が集まってくるが、夏はスキー場を利用することもなく、冬に比べて観光客が少ない。
②解決策
夏のスキー場を利用した自然とふれあうキャンプ
○最大10組、150人
○そり滑りレース、万華鏡づくり、流しそうめん、釣り・川遊び、バーベキュー、ドラム缶風呂、星座観察
応募された提案の全タイトルです。
今年度の募集は終了しました。
たくさんご応募いただき、ありがとうございました。
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