市民協働センターの活動もいよいよ3年目に入りました。
この2年間の活動は、運営委員会の設立、協働センターの立ち上げをスタートさせ、まったくのゼロからの活動であったため運営委員会での議事、センター事務局の業務運営もさまざまな課題を一つ一つ解決してゆくことが問われました。
協働センターの大きなプロジェクトとして位置づけられている"まちづくりフェスティバル"もこれまで2回開催してきましたが、運営委員がいろいろな知恵とアイデア出し合う中で、"まちづくりコンテスト"など、注目性の高いイベントとなり、市民団体だけでなく、一般市民や中高生が参加できる全世代参加型の活動になりました。
また、このコンテストに選抜された提案の中から、提案内容を実現しようという市民からの声により、実際のイベントとして実現したプランも出現しました。
このことは、市民協働という地域づくりのスタイルが市民行政の協力で実現できるのだということを証明したものとしても重要です。
このまちづくりコンテストは2年目には提案件数も倍増し、一般・高校の部で61件、中学の部では271件の応募となり提案者の期待も大きく膨らんだことを示しています。
25年度には新たに、市民協働のガイドブック作成を市から依頼され、"多くの市民に見てもらい、市民協働の理解を深める"ために企画案の段階からさまざま検討を加え、事例として取り扱う活動をどのように表現するかについてもさまざまな立場の人に理解していただけるように工夫を凝らしました。
26年度の活動は、"市民協働の裾野をさらに広げ、多くの人々が参加できる"取り組みにするため、情報発信や啓発事業を強化し、地域団体および市民団体への支援、フォロー活動を推進してゆきたいと考えています。